ビブラムソール
ビブラムソールとは
ビブラムソールはイタリアのVibram社が製造販売を行っている靴底のこと。
登山家であるイタリア人、ヴィターレ・ブラマーニ(Vitale Bramani)氏が、1935年にアルプス遠征隊の登山仲間を亡くしたことをきっかけに、優れたグリップ力と安全性のあるゴム製の靴底の開発したことが始まりです。
ビブラムソールの代表的なデザイン「CARRARMATO」はイタリア語の戦車:carro armato(カッロ・アルマート)が語源。
その名の通り、キャタピラのような凸凹とした深い溝があるのが特徴で、日本では「タンクソール」と呼ばれています。
軍、登山、ワーク、ファッションなど、それぞれの用途に最適な機能を持つソールを製造しており、近年ではスマートフォンとワイヤレスで通信するヴィブラムスマートソールを考案し、実用化に向けて開発が続けられています。
ビブラムソールの特徴
ビブラムソールの特徴は高品質、高機能性。
耐久性、耐摩耗性に優れている他、氷上で滑りにくいソールや、軽量でクッション性のあるソールなど、使用するシチュエーションに最適な機能を持ったソールを提供しています。
また、デザイン性にも優れており、黒の靴底に映える黄色い社名のロゴプレートや、カラフルかつ、生体力学に基づいてデザインされた複雑な凹凸模様など、他にはないお洒落なデザインが魅力的です。
ビブラムソールの日本語表記について
「Vibram」のカナ表記は「ビブラム」ではなく「ヴィブラム」が正しい表記ですが、一般的には「ビブラム」で浸透しています。